秋は天の川が見えにくくなる?
秋は天の川が見えにくくなる?その理由についてChatGPTに聞いてみました。答えは以下の通り。
とても良い質問です。
秋になると「天の川が見えにくくなる」と感じるのは、多くの天文ファンが共通して体験する現象です。これは天の川自体が消えるわけではなく、見える方向と時間帯の関係によるものです。理由を順に説明します。
🌌 1. 天の川は「夏の星座」とともに沈む
天の川は、空の中でもいて座〜わし座〜はくちょう座あたりを通って伸びています。
このうち、最も明るく見ごたえのある部分は**いて座付近(銀河の中心方向)**です。
- 夏(7〜8月):夜8〜10時ごろ、南の空高くに天の川の中心部が見える
- 秋(10〜11月):その中心部はすでに西に沈んでしまい、夜の時間帯には見えない
つまり、観察に適した時間帯には天の川の明るい部分が地平線の下にあるため、見えにくくなります。
🕗 2. 夜の時間帯と地球の公転の関係
地球は1か月に約30°ずつ太陽の周りを公転しています。
そのため、同じ「夜8時」という時間に見える星空は、毎月少しずつ西にずれていきます。
結果として:
- 夏の夜8時に見えていた天の川(いて座付近)は
- 秋の夜8時にはすでに沈んでしまい、
- 代わりにカシオペヤ座〜ペルセウス座方向(天の川の北側・淡い部分)が見えるだけになります。
🌠 3. 秋の天の川は淡く・細い
秋に見える天の川は、銀河の中心とは反対方向(外側の腕)です。
そのため星の数が少なく、光の帯も淡く、肉眼では見えにくくなります。
特に都市部では光害の影響でほとんど確認できません。
🌌 4. まとめ:秋に見えにくい理由
| 要因 | 内容 |
|---|---|
| 天の川の方向 | 銀河中心(いて座)は夏にしか高く昇らない |
| 地球の公転 | 秋には中心部が沈んでしまう |
| 明るさ | 秋に見える部分は銀河の外縁で淡い |
| 光害の影響 | 都市ではほぼ見えないほど暗い |
🔭 見るコツ
- **深夜〜明け方(午前3〜5時ごろ)**なら、冬の天の川(ふたご座・おおいぬ座方面)が東の空に昇ってきます。
- 空の暗い場所(南伊勢町・度会町など)では、肉眼でも淡く見えることがあります。
- 秋のカシオペヤ座付近を双眼鏡でたどると、淡い天の川の流れを感じられます。
なるほど、先日天体観測に行ったときは秋のカシオペア座付近の淡い天の川が観測できました。
2025.10.28




