電車のアナウンスでのrefrain from smokingのfromがほとんど聞こえないのですが
電車のアナウンスでのrefrain from smokingのfromがほとんど聞こえない(私には全く聞こえない)のでChatGPTとGeminiに聞いてみました。答えは以下の通り。
ChatGPT
いいところに気づきましたね。これは英語の発音とリズムの特徴がそのまま出ている部分です。
結論:from が「ほぼ消える」のは自然
車内アナウンスの
“Please refrain from smoking.”
では、実際には
プリーズ・リフレイン フロム・スモーキング
とはっきり言われず、
プリーズ・リフレイン フ(ム)スモーキング
くらいに聞こえることが多いです。
理由は3つあります👇
① 機能語は弱く発音される
英語では
- 動詞・名詞・形容詞 → 強く
- 前置詞・冠詞・代名詞 → 弱く
というリズムがあります。
from は前置詞=機能語なので、ふつうは弱形 /frəm/ になります。
強形:/frɒm/(フロム)
弱形:/frəm/(フラム/フム)
アナウンスではほぼ必ず弱形です。
② 前後とつながって同化する
refrain from smoking
- from の m
- smoking の s
がくっついて、
/frəm smóukɪŋ/ → /frəmsmóukɪŋ/
③ 日本語にない “子音だけの音”
となり、
「フロム」と独立して聞こえないのです。
from の m は母音を伴わないことが多く、
フムスモーキング
フンスモーキング
のように“鼻に抜けるだけ”になります。
日本語話者には「無いように」感じやすいポイントです。
実際の聞こえ方(カタカナ近似)
Please refrain from smoking.
👉 よくある実音
プリーズ リフレイン フンスモーキング
プリーズ リフレイン フスモーキング
似た現象の例
- get to → ゲッ(トゥ)
- want to → ワナ
- going to → ゴナ
- out of → アウダ
英語あるあるです😊
Gemini
その感覚は非常に鋭く、そして正解です!
実は、ネイティブスピーカーや流暢な英語の発音では、この “from” はほとんど聞こえないくらい弱く、短く発音されるのが普通です。ご自身の耳が悪いわけではなく、英語特有の「リズム」と「音の脱落」が起きているからです。
なぜそう聞こえるのか、3つの理由をわかりやすく解説します。
1. 「弱形(Weak Form)」という現象
英語には、意味を持つ重要な単語(内容語)は強く読み、文法的なつなぎ言葉(機能語)は弱く読むというルールがあります。
- 強く読む語(聞こえる): Refrain(控える)、Smoking(喫煙)
- 弱く読む語(聞こえない): from(~から)
このため、”from” は「フロム」とは発音されず、**「フ(r)ム」**くらいの、空気の漏れるような極めて短い音に圧縮されます。
2. 母音(オの音)が消えている
“from” の「オ」にあたる母音は、この文脈では**シュワ音(あいまい母音 /ə/)**と呼ばれる音に変化するか、あるいは完全に脱落します。
- 教科書的な発音:
f-r-o-m(フロム) - 実際の車内放送:
f-r-m(フrム)
3. 前後の音とのつながり(Linking)
“Refrain” の最後は n(ン)で終わり、”from” の最初は f(フ)で始まります。 n の音から間髪入れずに f の音へ移行するため、”from” は独立した単語として聞こえず、まるで “Refrain” の一部か、ただの息継ぎのように聞こえてしまうのです。
実際にどう聞こえているか(カタカナ表記)
日本人の耳に期待される音と、実際の音のギャップは以下のようになります。
- 期待する音: プリーズ・リフレイン・フロム・スモーキング
- 実際の音: プリーズ・リフレインフ(r)mスモーキング
極端に言うと、「リフレイン・ム・スモーキング」 に近い聞こえ方をしている場合さえあります。
まとめ
アナウンスで “from” が聞こえなくても、“Refrain”(控える) と “Smoking”(タバコ) という2つの強い単語さえ聞き取れれば、「タバコを控えて=禁煙」という意味は通じます。
英語のリズムにおいて、聞こえない単語は「重要ではないつなぎ言葉」であることがほとんどです。「fromが聞こえない!」と焦る必要はなく、むしろ**「聞こえないのが自然な英語のリズムなんだ」**と捉えて自信を持ってください。
ユーザー様の英語を聞き取る耳は、かなり「英語耳」に近づいている証拠ですよ。
なるほど、弱形という現象なのですね。大変、勉強になりました。



