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地球の大気の層はどれくらいの厚みがあるか?

地球の大気の層はどれくらいの厚みがあるか?ChatGPTに聞いてみました。答えは以下の通り。

地球の大気は、性質や温度の変化によっていくつかの層に分けられています。
主な層とおおよその高さは次の通りです(地表からの高さ目安)。

高さ(地表から)特徴
対流圏約0〜10 km(赤道付近で〜16 km、極では〜8 km)天気が発生する層。高度が上がるほど気温が下がる。
成層圏約10〜50 kmオゾン層があり、紫外線を吸収。高度が上がるほど気温が上昇。
中間圏約50〜85 km高度が上がると再び気温が低下。流星が燃え尽きる層。
熱圏約85〜600 km太陽放射で気温が非常に高くなる(数千℃)。国際宇宙ステーションもこの層を周回。
外気圏約600〜10,000 km 以上大気分子が非常にまばらで、宇宙空間へ移行。

もし「どれくらいの高さまで大気があるのか?」という意味であれば、
理論上は数千km以上まで分子が存在しますが、実質的に「空気」としての密度を持つのは対流圏〜熱圏までの数百km程度です。

このあと、私は「大気は何kmで終わるか?」の国際的な基準(カーマンラインなど)も説明できますが、そちらも知りたいですか?

なるほど、国際的な基準があるのですね。カーマンラインについて聞いてみました。

答えは以下の通り。

カーマンライン(Kármán line)は、高度100 km にあるとされる「大気圏と宇宙空間の境界」の目安です。

1. 由来

  • 名前はハンガリー系アメリカ人の航空工学者 テオドール・フォン・カーマン(Theodore von Kármán) に由来します。
  • 彼は、ある高度以上になると飛行機が揚力(翼の空気の流れで得られる浮力)では飛べなくなり、軌道運動の速度が必要になることを指摘しました。
  • 計算の結果、その境界がだいたい高度100 kmだったため、国際航空連盟(FAI)がこの高度を宇宙の定義に採用しました。

2. 意味

  • 航空機:空気の揚力を利用して飛ぶ → 100 km付近では空気が薄すぎて不可能。
  • 宇宙船/衛星:慣性で軌道を回る運動(第一宇宙速度)に移行する必要がある。
  • このため、100 kmを超えると「飛ぶ」というより「宇宙を回る」動きが支配的になります。

3. 注意点

  • 実際の大気は高度によって密度が徐々に減少するため、「ここから急に宇宙!」という明確な境界はありません。
  • アメリカのNASAやアメリカ空軍では、80 km以上を宇宙飛行士の称号付与の基準にしており、100 kmとは異なる基準を使う場合もあります。
  • 大気は外気圏で数千kmまで続きますが、密度は極めて低くなっています。

なるほど、飛行機と衛星の境目が高度100kmなのですね。次に、大気の層は地球の大きさと比べて何%か聞いてみました。

地球の大きさと大気の層の厚さを比べると、かなりの差があります。

1. 地球の半径

  • 地球の平均半径:約 6,371 km

2. 大気の層の厚さ

  • 実質的に空気として存在する層(対流圏〜熱圏の上部まで):数百 km 程度
  • 目安として「カーマンライン(100 km)」までで計算すると地球の半径に対して**わずか約1.6%**しかありません。

3. さらに現実的な「人間が呼吸できる層」

  • 対流圏(地表〜約10〜16 km)だけで見ると地球全体の半径の 0.25%以下 しかなく、まるでリンゴの皮よりも薄い層です。

なるほど、カーマンラインで計算しても1.6%の厚みしかないのですね。地球の半径が出てきたので、地球は完全に球体か聞いてみました。

答えは以下の通り。

完全な球体ではありません。
地球は 「回転楕円体」(または「扁球」)と呼ばれる形をしています。

1. なぜ球ではないのか

  • 地球は自転しているため、遠心力が赤道付近をわずかに外側へ引っ張ります。
  • その結果、赤道方向にふくらみ、極方向が少し押しつぶされた形になります。

2. 具体的な数字

項目長さ
赤道半径6,378.1 km
極半径6,356.8 km
21.3 km(赤道がふくらんでいる)

この差は地球の半径の約 0.3% にすぎませんが、完全な球ではないことがわかります。

3. 形の名前

  • 回転楕円体(oblate spheroid)
  • 地理測量やGPSの計算では、さらに地形の凹凸も含めたジオイドという形を使います(これは「平均海面」を基準にした地球の形)。

なるほど、遠心力で横方向に多少膨らんでいるのですね。勉強になりました。興味のある方は平均半径の出し方についても聞いてみてください。

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